ブログ-米日誌

米穀店日記
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にぎればわかる!正しい洗米のコツ教えます

2020-4-22 米穀店日記

洗米したパラパラのお米

先日書いた記事「高い炊飯器じゃなくても美味しくなるの?教えてカツヤさん」大変好評でした!みなさん読んでくださってありがとうございました!

その中でお声があったのが「出会い水の汚れと洗米はどのくらいしたらいいのか」。

カツヤの米と他社の米を同時に洗米したらわかりやすいのですが、カツヤの米は出会い水の汚れが少ないです。

カツヤの米の出会い水
カツヤの米 洗米3回目

他社の米の出会い水
ちなみに他社の米 3回目。まだだいぶ洗わないといけないですね。

じゃあ実際はどれくらい洗えばいいのでしょうか?意見を聞いてみると。
「白くなくなるまで?」
「なんとなく5回!」
「適当・・・かなww」

みなさんなんとも自由!特に気にしていないかたが多かった。
毎日研いでいるけどなんとなくでやっていませんか?

わかっているようで知らない!?正しい洗米のやりかた、教えます!

まずはいいお水がGood

お米は1回目のとき水を一番吸収します。だから水を含みすぎないように、1回目はさっとすすいで捨てるのがベスト。
吸水しやすいので、ミネラルウォーターなどいい水を使うのもいいですね。
すぐ捨てるのにミネラルウォーター!、ともったいない気持ちも出てきますけども、いい水を使うのはおすすめです。

釜に汚れ水が残らないようにしよう

釜で洗う人も多いかと思います。水を捨てるとき米の下などに水が残らないよう、しっかり捨てましょう。2回目にヌカが残った汚れ水でまた洗うようになってしまうから。めんどうかもしれませんが、ザルに上げるなどして水をしっかり切ると尚よしです!

やさしく洗う

2回目からは通常どおり洗って大丈夫です。コツは「やさしく洗う」です!

強く押しつけるようにして洗うかたもおられるかもしれませんが、やさしく、です。でないと最近のお米は割れちゃいます。特にカツヤの米は精米の精度が高いのでヌカ離れが良いです。だから押しつけると直接お米に負荷がかかっちゃうんですね。

精米技術が低かったひと昔前は、精米をしてもヌカがけっこう残っていたので、しっかり米同士をこすって文字通り「研いで」いました。そのイメージからか今でもそのように洗うかたがけっこうおられます。精米技術の高まった近年では、研ぐ、ではなくて「洗う」イメージで大丈夫ですよ!

やさしくやさしく!

洗米の目安

さあ、だいぶ出会い水が透明になってきましたね。

カツヤの米の出会い水

でも、ヌカがちゃんととれたかなぁ、と思っても見た目だけだとちょっとわかりにくい。それを確かめる方法ですよ。

洗った米をにぎってみてください。
このとき、もしヌカがまだ残っているならくっついて握った形になります。ヌカがのりの役割になって固まります。
ちゃんとヌカがとれているならパラパラになります。

洗米した握った形の米
ヌカがまだ残っているならくっついて握った形になっている

洗米したパラパラの米
ちゃんとヌカがとれているからパラパラになりました

洗米って大事!

毎日やる洗米。これをおろそかにしちゃうと、炊いたときや炊飯して時間が経過した時にどうしてもにおいが出てしまいます。におう場合はだいたいヌカが残ったまま炊飯してしまっているんですね。

だから、おいしいごはんのために、やさし~く軽くかきまぜながら洗米、ぜひ、今夜から実践してみてくださいね!

釜の底を拭こう

最後にここに注意。洗った後、釜の底が水で濡れてる事があるので、タオルで拭いてから炊飯器に入れるようにしましょう。

炊飯器メーカー「象印マホービン」のかたがおっしゃっていましたよ。電熱線が錆びたり、熱伝導が悪くなって炊飯器の故障の原因のひとつだそうです!

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